エコ廃棄(一都三県版):少しでも安く!出来る限りエコに! 産業廃棄物処理のイマを紹介

循環型社会に向けた
産業廃棄物処理の見直し!

排出事業者にとって常に悩みの種となる「コスト」と「処理」。排出事業者の負担を減らし、回収・運搬・処理までを一手に対応できる企業があったら…!そんな事業者の悩みに答えるサイトです。

回収費用を抑えエコを配慮した
Win-Winな産業廃棄物処理とは?

産業廃棄物の処理において、排出事業者にとっては収集・運搬にかかる費用や、国や各自治体の方針に沿った管理体制など時代の流れに合わせた「変化」に対応していかなければいけません。産業廃棄物は排出した事業者側が厳密に管理していくことは当然ですが、それにかかるコストについては検討する余地があります。 コストパフォーマンスが良く・かつ環境問題にも貢献できる事業者にとって最良な産業廃棄物処理を委託できる業者をこのサイトでは紹介しております。

Check!

産業廃棄物処理の
価格指数が上がっています

グラフ

今後も価格への影響は続く見通し

平成29年度末から、中国が使用済みプラスチックなどの輸入禁止措置を始め、国内での処理対応が増えることにより処理施設の稼働状況が逼迫しております。
産業廃棄物の排出量を減らす取り組みは進められていますが、まだまだ総量として負担増の状況は続いております。「いずれ落ち着くさ」という確証の無い市場動向をまつのではなく、今自社で行える対策に目を向けていきましょう!

画像参照元HP:賃貸知識BANK(https://chintaichishiki-bank.com/knowledge/20220801/)

なぜ価格高騰が続いてしまうのか!?

下にまとめる「産業廃棄物の種類別処分料金の全国平均値」はJ-STAGEが行った過去(2018年)における全国600社(経団連企業会員 )からのアンケート結果をまとめた内容となります。

現在の料金と比べていかがでしょうか?価格の幅はあれど年々価格の変化がおきる業界だからこそ、常に変動に備えアンテナを高めていきましょう。

グラフ

価格高騰で考えられる要因は様々

  • 国内の産業廃棄物処理施設の逼迫
  • 最終処分場の処理費用の増加
  • 焼却施設の処理費用の増加
  • 人件費の増加
  • 処理後の廃棄物の買取り価格の低下
  • 廃棄物の買取り費用より運送費用や処理費用が高い

産業廃棄物の種類別処分料金の全国平均値

※自治体や処理方法によって課税金額が異なりますので、目安として参考にしてください。

最大値 (円/ton) 最小値 (円/ton) 中央値 (円/ton) 平均値 (円/ton)
燃え殻 400,000 1,000 24,000 34,000
汚泥 200,000 100 15,235 18,300
廃油 277,750 100 50,000 62,900
廃酸 1,000,000 4,500 50,000 101,000
廃アルカリ 500,000 6,500 50,000 79,800
廃プラ 2,000,000 50 41,000 66,100
引用元HP:J-STAGE国立研究開発法人 科学技術振興機構(https://www.jstage.jst.go.jp/article/mcwmr/29/6/29_482/_pdf/-char/ja)

種類別処分料金について
もっと見る

最大値 (円/ton) 最小値 (円/ton) 中央値 (円/ton) 平均値 (円/ton)
紙くず 133,200 2,000 23,310 27,700
木くず 200,000 27 15,000 17,100
繊維くず 395,675 583 40,000 84,700
動植物性残渣 100,000 1,000 25,000 33,600
動物系固形不要物 200,000 30,000 80,000 114,000
ゴムくず 100,000 525 19,200 23,300
金属くず 380,000 88 6,900 17,300
ガラスくず 380,000 216 22,000 30,200
鉱さい 60,000 750 17,450 18,900
がれき類 300,000 150 2,000 4,300
動物のふん尿 200,000 100 8,000 27,200
動物の死体 200,000 30,000 100,000 109,000
ばいじん 136,800 5,670 25,000 31,600
13号廃棄物 100,000 8,000 35,000 45,700
特-廃油 210,000 50,000 70,000 99,700
特-廃酸 80,000 40,000 60,000 63,600
特-廃アルカリ 80,000 50,000 70,000 67,500
感染性廃棄物 150,000 50,000 85,000 88,600
特定有害産業廃棄物 80,000 21,100 80,000 213,000
引用元HP:J-STAGE国立研究開発法人 科学技術振興機構(https://www.jstage.jst.go.jp/article/mcwmr/29/6/29_482/_pdf/-char/ja)

イマこそ見直したい
産業廃棄物の効率化

産業廃棄/一般廃棄どちらにも対応できる
産業廃棄/一般廃棄どちらにも対応できる

産業廃棄/一般廃棄どちらにも対応できる

処理する内容によって業者を使い分けるのは支出先が増える負担の原因でもあります。産業廃棄・一般廃棄ともに収集・運搬・処理できる業者を選定し、コスト減を意識した見直しを検討してみてはいかがでしょうか?

処理施設を保有している
処理施設を保有している

処理施設を保有している

各自治体にある処理設備を利用する場合、処理状況などに応じて受け入れの弊害などリスクが生じてしまいます。回収・運搬だけでなく、そのまま施設にて再資源化にむけた処理対応ができる設備を保有している業者を選定してみてはいかがでしょうか?

ISO認証を取得している
ISO認証を取得している

ISO認証を取得している

排出した廃棄物は事業者側で管理する必要がありますが、委託先が杜撰な対応をしていると責任問題にも発展いたします。ISO14001など第三者認証機関による資格を有していると安心できる度合いが変わってきます。

価格安定化を待つより
自社で行動を変えていきましょう!

現状よりもっと支出費用を抑えたい!業界イメージ改善にむけて環境問題にもしっかりと向き合いたい!など、排出事業者としての課題は様々にあると思います。
あくまでも予測となりますが、市場動向としてはまだまだ事業者側に利益高な景気へ回復する兆しは低い状況です。だからこそ今、自社にとって見直しができる「収集・運搬業者」から検討してみてはいかがでしょうか?

大規模な廃棄物回収こそ
依頼業者でコストが変わります

「飲食業」における産業廃棄物処理

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「食品ロスの削減の推進に関する法律」が令和元年5月31日に施行され、日本の外食産業では食品ロスの削減に関し、国や地方公共団体等の責務等を明らかにするとともに、基本方針の策定その他食品ロスの削減に関する施策の基本となる対策に注力しています。

飲食業の産業廃棄物処理について確認

「製造業」における産業廃棄物処理

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工場や事務所からの廃棄物量を把握することは、廃棄物のリサイクル/減量を進める第一歩であり非常に重要なことです。しかし実際は廃棄物処理業者にほぼ丸投げとなり、業者からの報告に頼っている工場が多くあり実態を把握しきれていない場合があります。

製造業の産業廃棄物処理について確認

注意!

行政処分を受ける事業者は毎年存在します

各都県で過去4年間で資格の取り消し処分が発生した件数

廃棄物処分を請け負う業者は、毎年数社は行政処分を受けて「資格取消」という重い処罰を科せられています。様々な要因があるにせよ、こうした企業が業界に対するネガティブイメージを作り上げてしまうことに繋がってしまっています。

神奈川県
  • 2022年:10件
  • 2021年:5件
  • 2020年:8件
  • 2019年:6件

引用元:神奈川県公式HP(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/p3k/cnt/f91/index.html)

千葉県
  • 2022年:18件
  • 2021年:15件
  • 2020年:16件
  • 2019年:17件

引用元:千葉県公式HP(https://www.pref.chiba.lg.jp/haishi/gyouseishobun/shobun.html)

埼玉県
  • 2022年:15件
  • 2021年:6件
  • 2020年:18件
  • 2019年:26件

引用元:埼玉県公式HP(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0506/sanpai-syobun2/syobun.html#R4)

なぜこうした事業者が出てきてしまうのか?

処理業者は各自治体から許可を受けており、行政の立場から見ると【排出業者ではなく処理業者に許可を与えています】ので、行政はまず始めに処理業者に対して行政処分を下すことが多くなります。

残念ながら、処理業者の中には悪質な企業も多くいるため、それらを取り締まるためにも行政処分による許可の取り消しなど厳正な対処が行われています。

責任の所在については、処理業者だけでなく排出事業者側にも問題が認められた場合には当然処分の対象となりえますので【委託したから問題ない】という認識にならぬよう徹底した管理が求められます。

必ず知っておきたい「廃棄物処理法」とは?

環境保全を目的に1970年に制定された廃棄物処理法とは、どんな法律なのか、産業廃棄物と一般廃棄物、特定産業・一般廃棄物とは何か、廃棄物処理法の対象者、廃棄物の処理までの流れについて説明しています。

産業廃棄物を処理するまでの流れ

基本的に廃棄物は、保管、収集運搬、処理の流れで処理されます。しかし、産業廃棄物は種類により中間処理が必要な廃棄物があります。
さらに爆破性、毒性、感染性など人体や環境に有害な廃棄物に指定されているモノもあります。ここではそれぞれの産業廃棄物を処理するまでの流れについて説明しています。

産業廃棄物は全部で20種類に分けられる

産業廃棄物は、企業が事業活動を行うことで排出された廃棄物の中で、廃棄物処理法で規定されている特定の廃棄物です。さらに産業廃棄物は、さまざまな種類に分類されています。産業廃棄物の排出業者は、これらの種類の違いを理解し適正に処理、処分を行わなければなりません。
そこでここでは産業廃棄物の処理、処分を適正に行うために知っておくべき、産業廃棄物の種類について説明しています。

特別管理産業廃棄物・特別管理一般廃棄物の種類

産業廃棄物の中には、爆発性、毒性、感染性を有す廃棄物があります。
これらの産業廃棄物は、特別管理産業廃棄物と特別管理一般廃棄物に分類されています。ここでは特別管理廃棄物と特別管理一般廃棄物の種類についてまとめています。

どのような産業廃棄物でも処理・処分が必要

基本的に産業廃棄物の処理・処分は、廃棄物の収集・運搬からはじまり、中間処理、最終処分という流れによって処理・処分されています。
ここでは産業廃棄物の収集運搬から中間処理・最終処分場について説明しています。

産業廃棄物の保管基準

廃棄物処理法では、産業廃棄物の収集運搬、処理、処分以外にも、産業廃棄物の保管に関する基準が定められています。ここでは産業廃棄物の保管基準についてまとめて紹介しています。

産業廃棄物に関する資格

産業廃棄物処理の中には、爆発性、毒物性、感染性、生活環境に影響を及ぼす廃棄物もあります。ここでは産業廃棄物処理業を行うために必要な資格・許可申請について紹介しています。

一般廃棄物に関する資格

一般家庭から排出される不用品は、一般廃棄物に分類され市町村から委託された業者か一般廃棄物収集運搬業許可を取得している業者でないと引き取ることができません。ここでは一般廃棄物で必要な資格についてまとめて紹介しています。

産業廃棄物の「マニフェスト」知ってますか?

マニフェスト(産業廃棄物管理票)の運用の流れから、記載項目や書き方、運用上の注意点、紙・電子マニフェストのメリット・デメリットまでをまとめて紹介しています。

知ってますか?「資源有効利用促進法」

2001年4月に施行された資源有効活用促進法は、事業者によるリデュースの対策、リユースの対策を新たに講じ、産業廃棄物対策と共に、副産物の発生の抑制(リデュース)、リサイクル促進をすることにより、循環型経済システムの構築を目指しています。

よくある廃棄物処理のトラブル

廃棄物処理に関するトラブルは、廃棄物処理法で定められている適切な処理をすることが大切です。この程度であればいいだろうと判断し、間違った処理を行ってしまうと懲役刑や罰金刑に科せられるケースもあります。ここでは廃棄物処理に関するトラブルについてまとめて紹介しています。

【エコ廃棄】がオススメする産業廃棄事業者

当サイトにて取り扱うテーマ「産業廃棄」において、オススメしたい事業者をピックアップしております。
普段なかなか聞くことの出来ない事業者の思い・メッセージをまとめておりますので、この機会に是非一度ご確認いただけますと幸いです。